Mercedes-Benz w123専門店のブログ |

侮るなかれW123のクーラーの効き!

40年前、誰もが想像しなかった近年の東京の猛暑。
40年前、誰もが想像しなかった近年の東京の渋滞。
アラフォーの旧車には堪えます。生誕40周年のW123。
しかし、きちんと整備し性能を100%発揮すればアラフォーのW123もまだまだ現役です。
今回は、そんなS123(280TE)をご紹介します。
気になる効きですが、外気温度42度(直射日光)、車内温度32度、吹き出し口温度8度です。
炎天下のテストでかなり過酷なものですが、日陰に入れば吹き出し口温度は6度まで下がりました。
吹き出し口温度は、一般的に一桁になれば十分冷えていると言えるでしょう。
ではどんな整備をしたのか下記をご覧下さい。

エアコン修理

外気温42℃  室内32℃
エアコン修理 >エアコン修理

吹き出し口8℃(ピント調整している間に1℃上がってしまったので、写真は9℃弱)
エアコン修理

280TEは全て平行輸入車。純正のクーラーの装着率は非常に低いです。
ほとんどの平行輸入車のクーラーは後付けの社外品です。後付けの社外品は純正のクーラーより効きが良くないです。
ラジエターの前に付いている電動ファン。これは間違い。
ラジエターの前に取り付けられているコンデンサーの前に付いている。
役目もコンデンサーの冷却の為。つまりW123はオプションのクーラーを選択しなければ
電動ファンは取り付けられておりません。
ラジエターの後ろに取り付けられているベルト駆動のファンのみです。
ディーラー車に電動ファンが取り付けられているのは、クーラーを標準装備しているからです。
こちらのS123は電動ファン交換の際に容量の大きい物に交換し冷却性能の向上を図っております。
これにより水温も安定しております。

エアコン修理  エアコン修理

クーラーを使用するとエンジンの回転が下がる。W123のオーナーであれば当たり前の常識?
しかし、そうでもありません。ディーラー車の230Eや280E(CE)はアイドルアップ機構があり、
回転はほとんど下がりません。
後付けの社外品クーラーにはこの機構がありませんので、アイドル回転は下がります。
ディーラー車でクーラー使用時、アイドル回転が下がる車はアイドルアップ機構が壊れているか、
コンプレッサーの摩擦抵抗が大きい(重い)かのどちらかの可能性があります。
こちらのS123は純正部品を使用し、アイドルアップ機構を新規取り付けております。

エアコン修理  エアコン修理

クーラーの効きに大きく左右するエアコンガスの量。
電動ファンの作動にも大きく関わります。
こちらのS123はエアコンホースを全て交換しており、その際にガスをR12からR134aに変換しております。
ガス変更に際しリキットタンク(レシーバー&ドライヤー)も交換済み。
1年経ってもガス量は変わっておりません。
エンジンを止めてエンジンルームを覗くと低圧ホースには水滴が付いております。

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ディーラー車はクーラーでも水温(100℃)でも電動ファンは作動します。
社外品のクーラーのキットには水温で作動するセンサーはありませんので、
こちらのS123は新規に水温センサーを取り付け作動電源などの配線も新規に制作しております。

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電動ファンの大経化に伴い消費電力も増えております。
しかしこちらのS123はハイパワーオルタネーターを取り付け、バッテリーも容量アップし、
バッテリーのアース線も新品に交換して対策しております。

エアコン修理  エアコン修理

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上記整備は一度に全て行ったものではなく、ガス漏れ修理、アイドルアップ機構取り付けは昨年。
オルタネーターやアース線の交換、ファンの交換は今年行いました。
このように計画的に作業を行えば費用をうまく分散することも可能です。

クーラーの効きにご不満の方は、是非ナダエンジニアリングご相談下さい。
http://nada-eng.com

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