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侮るなかれW123のクーラーの効き!②

今回は、前回に引き続きクーラーの効きについてです。
前回は280TEの社外クーラーに容量の大きい電動ファンが取り付けられた車両でしたが、
今回はディーラー車の300TDTです。2年前にエバポレーターよりガスが大量に漏れ修理となりました。
その際に、高圧ホース2本を除く全ての部品を交換しました。(コンプレッサー、エキパン、リキタン含む)
昨年、クーラーが効かなくなり、点検したところ前回交換した純正部品の高圧ホース
の金属部分の溶接部よりガスが漏れておりました。その時日本に部品の在庫がなく新規にホースを
製作し交換となりました。300TDTは生産終了しているホースがあり前回の作業時も製作したのですが、
純正部品の方が価格も安い為、漏れたホースは純正部品を使用しました。
それが仇となりました。
あれから1年。今回お車をお預かりする機会がありましたので、クーラーの作動を確認致しました。
外気温36度、車内温度34度、吹き出し口温度12度でした。
構成部品のスペックは全てノーマルとなりますので、100%の性能が発揮されております。
*クーラーガスのみR12からR134aに変更しております。

300TDT

前回テストより遅い時間(夕方)にテストを行いました。
300TDT  300TDT

写真を撮っている間に12度から14度にメモリが上がってしまいました。
300TDT

勿論、エンジンルームの低圧ホースには水滴が付いています。
300TDT

ディーゼルのクーラーホースはエンジンをぐるっと1週します。
300TDT  300TDT

なので、結構長いんです。
300TDT  300TDT

今回の事例のように一度に整備することによって数年間クーラーの効きに悩まされ無くなりますので、
毎年クーラーの予算を確保する必要がなくなります。車により整備履歴は様々なので、
クーラーの効きにご不満の方は、是非一度、ナダエンジニアリングご相談下さい。
http://nada-eng.com

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Posted by ナダエンジニアリング on  | 

侮るなかれW123のクーラーの効き!

40年前、誰もが想像しなかった近年の東京の猛暑。
40年前、誰もが想像しなかった近年の東京の渋滞。
アラフォーの旧車には堪えます。生誕40周年のW123。
しかし、きちんと整備し性能を100%発揮すればアラフォーのW123もまだまだ現役です。
今回は、そんなS123(280TE)をご紹介します。
気になる効きですが、外気温度42度(直射日光)、車内温度32度、吹き出し口温度8度です。
炎天下のテストでかなり過酷なものですが、日陰に入れば吹き出し口温度は6度まで下がりました。
吹き出し口温度は、一般的に一桁になれば十分冷えていると言えるでしょう。
ではどんな整備をしたのか下記をご覧下さい。

エアコン修理

外気温42℃  室内32℃
エアコン修理 >エアコン修理

吹き出し口8℃(ピント調整している間に1℃上がってしまったので、写真は9℃弱)
エアコン修理

280TEは全て平行輸入車。純正のクーラーの装着率は非常に低いです。
ほとんどの平行輸入車のクーラーは後付けの社外品です。後付けの社外品は純正のクーラーより効きが良くないです。
ラジエターの前に付いている電動ファン。これは間違い。
ラジエターの前に取り付けられているコンデンサーの前に付いている。
役目もコンデンサーの冷却の為。つまりW123はオプションのクーラーを選択しなければ
電動ファンは取り付けられておりません。
ラジエターの後ろに取り付けられているベルト駆動のファンのみです。
ディーラー車に電動ファンが取り付けられているのは、クーラーを標準装備しているからです。
こちらのS123は電動ファン交換の際に容量の大きい物に交換し冷却性能の向上を図っております。
これにより水温も安定しております。

エアコン修理  エアコン修理

クーラーを使用するとエンジンの回転が下がる。W123のオーナーであれば当たり前の常識?
しかし、そうでもありません。ディーラー車の230Eや280E(CE)はアイドルアップ機構があり、
回転はほとんど下がりません。
後付けの社外品クーラーにはこの機構がありませんので、アイドル回転は下がります。
ディーラー車でクーラー使用時、アイドル回転が下がる車はアイドルアップ機構が壊れているか、
コンプレッサーの摩擦抵抗が大きい(重い)かのどちらかの可能性があります。
こちらのS123は純正部品を使用し、アイドルアップ機構を新規取り付けております。

エアコン修理  エアコン修理

クーラーの効きに大きく左右するエアコンガスの量。
電動ファンの作動にも大きく関わります。
こちらのS123はエアコンホースを全て交換しており、その際にガスをR12からR134aに変換しております。
ガス変更に際しリキットタンク(レシーバー&ドライヤー)も交換済み。
1年経ってもガス量は変わっておりません。
エンジンを止めてエンジンルームを覗くと低圧ホースには水滴が付いております。

エアコン修理

エアコン修理

ディーラー車はクーラーでも水温(100℃)でも電動ファンは作動します。
社外品のクーラーのキットには水温で作動するセンサーはありませんので、
こちらのS123は新規に水温センサーを取り付け作動電源などの配線も新規に制作しております。

エアコン修理

電動ファンの大経化に伴い消費電力も増えております。
しかしこちらのS123はハイパワーオルタネーターを取り付け、バッテリーも容量アップし、
バッテリーのアース線も新品に交換して対策しております。

エアコン修理  エアコン修理

エアコン修理

上記整備は一度に全て行ったものではなく、ガス漏れ修理、アイドルアップ機構取り付けは昨年。
オルタネーターやアース線の交換、ファンの交換は今年行いました。
このように計画的に作業を行えば費用をうまく分散することも可能です。

クーラーの効きにご不満の方は、是非ナダエンジニアリングご相談下さい。
http://nada-eng.com

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洗車の際は忘れずに!

今回は、1年点検や車検整備の際に必ずチェックする123のチェックポイントを一つご紹介致します。
ボンネットとフェンダーの隙間から入った水は3箇所の通路を通りフロントフェンダー内側に排出されます。
ところが、その通路に枯れ葉や砂が体積して通路を塞ぎボディの錆を誘発します。
この通路の清掃は簡単ですが、怠ると錆も大きくなり(穴が開きます)出費も増えます。
特に駐車場に樹木などがある方は洗車の際で結構ですので、一度点検して見て下さい。

↓ボンネットヒンジの下に1つ目の通路があります 左側はバキュームホースもその通路を通るので詰まり易い
メンテナンス

メンテナンス

メンテナンス  メンテナンス

↓右側の2つ目の通路 バッテリートレイの横の下に小さな通路があります
メンテナンス

↓3つ目の通路 ここが詰まっていることが多いので気を付けて下さい
メンテナンス

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230Eのオイルフィルター交換はご注意を!

今回は、M102エンジンを搭載している230E&230TEのオイルフィルター交換の際の注意点をご紹介します。
オイル交換の際、2回に1回はオイルフィルターを交換すると思います。
メルセデス・ベンツはオイルフィルターの部品設定として単品以外にオイルフィルターKitの設定があります。
他ブランドも同じだと思います。
Kitの中にはドレンのガスケットやフィルターハウジングやキャップのガスケットなどが入っています。
車検で230TEのオイルフィルター交換の際にふと気づきました。
前日にオイル&フィルターを交換し、翌朝にエンジンオイルが工場の床に少量垂れておりました。
その他の作業の為、リフトに掛けた状態だったので、そのまま車を上げるとオイルフィルター付近より
オイルが垂れておりました。
EPC(メルセデス・ベンツのパーツ検索ソフト)で部品番号を確認すると、オイルフィルターKitは
1種類しかなく部品は問題なと判断。
再度、オイルフィルターのフタを外してみるとフタに取り付けたOリング(ガスケット)の径が細く
ガスケットの役目をしておりませんでした。
再度、EPCを確認したところエンジン番号で部品が2種類あったのですが、品番が統一されて1種類になって
おりました。使用した部品は社外品だったので、取引先に確認したところ社外品も1種類しか設定がありませんでした。
そこで、廃盤になった品番のOリングの部品を取り寄せたところ、やはりOリングの径が後期より太くこれならと早速取り付けました。その後、オイル漏れもなくなり一安心となりました。
後日、他店にて購入された230Eを点検したところ、やはり同じ部位よりオイルが漏れておりました。
購入時にオイルフィルターを交換してあった為、フタのOリングのみを交換してオイル漏れは治りました。
株式会社ナダエンジニアリングではM102エンジンの取り扱いが少ない為、その他の車両は経験がありませんが230Eの車両が入庫した際は必ず点検するようにしております。
230Eのオーナーの方は次回のオイル交換の際は確認をされては如何でしょうか?

230E

↓230Eのオイル漏れの写真です
230E

↓実はこんなに太さが違います。(後期のエンジンの経験が無いのが残念です)
230E  

↓左が後期のOリングでフタの溝に沈んでいます 右が前期のOリングで溝より出ています
230E  230E

エンジンルームにあるエアークリーナーハイジングを取り外せばオイルフィルター部がよく見えますので、
ご確認下さい。

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車検整備(380SL)

今回は、車検整備でお預かりした380SL(R107)のご紹介です。
弊社はW123の専門店なので原則W123以外の車両の販売及び整備は行いません。

しかし、例外として父の店舗で販売した380SL(R107)と500SL(R107)2台、
*380SLのオーナーの方は300TDT(S123)と280CE(C123)も過去にご購入頂いております。
それと現280TE(S123)オーナーのセカンドカーPORSCHE 911(993)カブリオレM/T車を1台、
*ミツワ自動車にて新車でご購入されたワンオーナー車。
当時の整備記録簿の整備主任者の氏名の欄に私のサインが直筆で残っております。偶然です。
こんなご縁があるとは当時は思いもよりませんでした。

の合計3台の整備を行っております。(社用車を除く)
車検整備の他に、ステアリンク操作時異音(カンカン音)とA/Tオイル漏れ修理も行いました。
ステアリングはステアリングシャフトとギアボックスをつなぐユニバーサルジョントのブッシュ破損の為、
ユニバーサルジョント交換を行いました。交換の際にギアボックスを脱着しております。
A/Tのオイル漏れですが、今回の修理箇所がA/TAssy脱着が必要だったので、オーナーと相談の結果、
フルオーバーホールとなりました。

走行距離がまだ、87,000Kmなのでもっとご使用頂ければと思います。

380SL

↓新品の取り付けボルトを注文すると工具の差込が6角からトルクスに変更されておりました。
 規定トルクできちんと取り付けましよう。
380SL  380SL

↓左がSLの部品(w114,w115と共通部品)、右が123の部品です。SLは基本設計が古い為、このような構造です。
380SL

380SL  380SL

ミッションもギアボックスも重要保安部品なので、脱着作業は国の認可を受けた弊社のような認証工場か
指定工場にて実施して下さい。

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